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​川人ゼミとは

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 毎年駒場祭で模擬裁判を開催する「川人ゼミ」は、過労死訴訟を専門とする川人博弁護士を講師とした、東京大学前期教養学部生(1~2年生)用のゼミです。

 「現場主義」をモットーに、様々な社会課題の当事者や現場の方のお話を聞くことに加え、実際に現場に赴いて実情を学ぶことに重点をおいて活動しており、その歴史は今年30年目と長きに渡ります。社会課題や人権について考えるゼミではありますが、学生は文系理系問わず幅広く在籍しています。

 活動の中心は毎週金曜5限の「ゲスト講義」と、週に数回自由参加で開かれている「FW」(フィールドワーク)の二つです。

 「ゲスト講義」では、毎週様々な分野で活躍されている方をお迎えし、講義を行っていただきます。今年度は、電通過労死事件で亡くなられた高橋まつりさんの母・高橋幸美さんや、昨年の東京大学入学式の祝辞が話題となった上野千鶴子先生などに来ていただきました。

 もう一つの「FW」では、弁護士事務所やNGO/NPO法人、省庁や刑務所などといった場所を訪れ(今年はコロナ禍の影響により、多くがリモート講義でした)、「現場で何が起こっているのか」を自分の目と耳で学びます。今学期は、国際・メディア・文化芸術・戦争・司法の5つのパートに分かれてそれぞれの分野における社会課題について学んでいます。

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